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2026.04.24
Patentfield 経産省・NEDO主催「GENIAC-PRIZE」官公庁の審査領域における生成AI開発にて特別賞「技術新規賞」を受賞
Patentfield株式会社(本社:京都市中京区、共同CEO:村上直也、石津孝祐)は、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が主催するNEDO懸賞金活用型プログラム「GENIAC-PRIZE」の領域02「官公庁等における審査業務等の効率化に資する生成AI開発」において、特別賞「技術新規賞」を受賞いたしました。
「GENIAC-PRIZE」について
「GENIAC-PRIZE」は、経済産業省とNEDOが、国内における生成AI基盤モデルの開発力強化を目的として推進する「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」プロジェクトの一環で、NEDO懸賞金活用型プログラム(NEDO Challenge)の制度を活用し、生成AIサービスによる解決が期待されるテーマに基づいて開発・実証された生成AIアプリケーションの成果を評価するものです。
領域02では、官公庁の主要業務である審査業務の効率化をテーマに、「特許審査業務」をモデルケースとしたプロトタイプの開発が求められました。特許審査官による実機操作審査(情報探索の性能、一致箇所表示の性能、判断根拠の出力性能、ユーザビリティ)と、提案書に対する書面審査を通じて、総合的に評価されています。
※GENIAC-PRIZEの詳細は、公式サイトをご参照ください。
https://geniac-prize.nedo.go.jp/
特別賞「技術新規賞」について
「技術新規賞」は、AIエージェント・オーケストレーションや斬新なアーキテクチャなど、高度な技術的挑戦を行った応募に対して贈られる賞です。
受賞システムの概要と技術的特長
当社が開発した「審査官の思考プロセスを再現する、特許先行技術調査支援AIシステム」は、審査官の思考プロセスである「クレームの構造化 → 証拠の探索 → 対比判断」をAIで再現するシステムです。
特許公報・審査基準等、1,000億トークン超の専門データで継続事前学習した独自の特許特化基盤モデルを基盤に、クレーム構造化、引用段落マッチング、引用判定・根拠生成の3つのコアAIで構成されています。
主な技術的特長として、教師あり微調整(SFT)による指示文不要の「プロンプトレス推論」、審査官の引用実績を教師データとした対照学習によるRecall@100の大幅向上(42.22%→70.22%)、そして外部APIを一切使用しない完全ローカルAI構成による高いセキュリティと持続可能性が挙げられます。
今後は、本システムで培った技術を、当社の「AI特許総合検索・分析プラットフォーム Patentfield」へ展開していくことも検討してまいります。
受賞コメント
このたびは、技術新規賞(特別賞)を賜り、大変光栄に存じます。
特許審査は、膨大な文献の中から本質的な技術の一致点や相違点を見極める、高度かつ専門性の高い業務です。その思考プロセスをAIで再現するという挑戦に取り組み、特許データをもとに独自に学習した専門家AIモデル群の有効性の一端を示せたことを、大変嬉しく思います。
今後も、持続可能でセキュアな「特許調査・審査インフラ」の構築に貢献できるよう、特許業務に特化したAI技術の開発と社会実装に邁進してまいります。
Patentfield株式会社について
8,000万件超の特許データを生成AIで構造化・要約し、専門的な調査業務を最大80%効率化する「AI特許総合検索・分析プラットフォーム Patentfield」を提供。
「特許を読むから見るへ」を掲げ、知財戦略と研究開発を強力に支援しています。
<本リリースに関するお問い合わせ>
Patentfield株式会社 コーポレート担当
Email:info@patentfield.com