STEP1:査読設定条件の作成
STEP1 査読条件設定
メニュー選択
まず、Patentfieldトップメニューの「AI査読支援」より、「新規査読設定」を選択します。この「新規査読設定」により、査読したい対象集団に与える指示内容を作成します。
査読種別の選択
査読種別は、上記4つをご用意しています。目的やニーズに応じて、利用したい種別を選択してください。
①ユーザー指示
指示文を入力することで、AIが査読対象の文書を読み込んで指示文に応じた文を生成します。
公報内容の独自要約・翻訳、課題・効果に関するワード抽出など、生成AIの汎用性を活かした柔軟性の高い運用が可能です。
②項目別指示
項目ごとに指示文を入力することで、複数の観点に対して同時に各項目の文を生成します。
各項目はユーザー指示と同様、自由文形式のほか、特定のラベルから1つまたは複数を選択するラベリングにも対応しています。
③関連性評価
比較したい発明の内容を入力することで、AIが比較特許と査読対象の文書の関連性を数値で評価します。
評価の観点と査読対象の文書を要約する項目を選択できます。
④技術構成比較
比較したい請求項の内容を入力することで、請求項の各構成要素が査読対象の文書に記載されているかを判定します。
各構成要素が文書中のどの段落に記載されているかについても判定することができます。
⑤分類評価
AI分類予測のAI教師ラベルやユーザータグなどの分類定義を入力することで、AIが分類定義に沿って適切なラベルが付与されているかどうかを評価します。
生成AIが不適切な分類ラベルを抽出して修正することにより、AI分類予測の精度を向上させることができます。
指示内容の入力
指示内容の入力方法は、選択する査読種別によって異なります。
詳細は各査読種別のフローを参照ください。
指示文の検証
各査読種別における指示内容の入力・設定後に、どのような出力結果が得られるか「検証」できます。
査読種別により、検証画面の内容は異なりますので、こちらも詳細は各査読種別のフローを参照ください。
各査読種別の検証画面にて、検証を実施後、「反映」をクリックすると、「新規査読設定」画面が表示されます。
検証画面にて設定した指示内容、「査読対象設定」および「AIモデル設定」が反映されていますので、内容を確認します。
査読設定名の入力・保存
設定内容に問題がなければ、任意の「査読設定名」を入力し、「査読条件保存」をクリックします。これにより、保存した査読条件を用いて、査読対象集団におけるAI査読が可能になります。